「歯科衛生士」5月号(クインテッセンス出版株式会社)
106〜107ページ「輝く歯科衛生士への道」カットイラスト。
前任の担当編集者さんがたくさんいるイラストレーターのなかから
わたしを見つけてくれました。
その頃歯科衛生士として働いていたことは公言していなかったので
ほんとうに偶然です。
掲載の記事はもちろん、
今の担当のかたとの仕事のちょっとしたやりとりがなんだかうれしく
とても勉強になります。
歯科診療の現場離れて10数年、
眠っていた「歯科衛生士魂」が刺激されています。
いまから20数年前、旭川の歯科医院で挫折して、
イラストレーターになれるなら模索したいと東京へ行きました。
当時としては画期的だった「プラークコントロール」を
今は亡き歯科医正井良夫さん、先輩浪速なつ子さんに
きびしくもやさしく教えられました。
高い技術を持っていたおふたりはおのれにきびしく、多岐に渡り勉強していて
患者さんにとってよい歯科診療とはなにかと日々問いかけながらの仕事でした。
田舎からでてきて緊張してあわあわとあわてるわたしを患者さんは見守ってくれ、
自らよくなっていこうとする努力とその事実に励まされていました。
北海道出身で励まし合ったあゆみさんはじめ、同僚たちのこともなつかしく
思い出されます。
そこで学んだことはその後のわたしを支えてくれました。
6月4日〜10日は「歯の衛生週間」。
愛別町のこどもたちの歯が気になります。
むし歯や歯槽膿漏になる率が低いということも
町おこしになると思うのです。
歯ブラシ一本ではじめられる「プラークコントロール」。
まずは自分がちゃんと歯磨きすることからですね。
眠いからってさぼらないようにしよう〜。
勉強し直そう。